2022/09/23
西九州新幹線開通の今日
1年8ケ月ぶりに更新します。
2007年に購入したこのmacが、
まだ稼働する事自体奇跡というウワサもあります。
(このパソコンでしか更新できないので...。)
写真を載せるにはデジカメを使えば何とかなるかもしれませんが
ちょっとあちこち触っただけで熱を出し
ウンウンうなってコトきれるのがオチです(保存はまめに...)。
せめて来月のお知らせを、と開いたポンコツオフィシャルサイト。
せっかく開きましたので
西九州新幹線開通を祝して、思い出話を少しだけ。
長崎の地を踏んだのは30年以上前の事。
「言いたい事はちゃんと言うて終わらなつまらん」と
職場の顧客Iさんに力強く背中を押され
「これで終わったのかな」と曖昧な最後になっていた彼のところへ
押し込み強盗のように出掛けたのが最後でした。怖かったでしょうね。彼。
翌日、長崎駅まで送ってくれた彼の車から降りると
放水直前のダムと化した瞳を動かさぬよう早足でトイレに直行し、
当時まだ和式の個室でひとり、声を押し殺して泣きました。
赤目も人目も気にせず鼻をグスグスいわせながら
博多行きの切符を握りしめ
特急電車の席に腰掛けたその時
あ...! と立ち上がります。
「おみやげ買わな....。」
電車は始発。まだ時間もありました。
自由席に「とってますし」と自分の折り畳み傘を置き
腫れた瞼のまま構内のおみやげ屋さんへ。
「ここは絶対『おたくさ』よね」
なんということでしょう、
職場のみんなにお菓子を買って
「ひとり2枚?いける?」と枚数まで確認して 半ばウキウキしている...。
傘で守られた席に戻り、
さよなら長崎さよならアナタ。
お別れの車窓を流れる景色は
過ぎ去った思い出を走馬灯のように脳裏に映し出します。
当時好きだったモラーヌのtout pour un seul homme を
ポータブルCDで聴きながらまた溢れ出す涙 の一方
傘で席取りして職場のお土産買いに行く
自分の頭の切り替えの早さどうなってんの と押さえられない笑い。
それはほぼ人格崩壊の
忘れ難い長崎本線センチメンタルジャーニーでした。
(当時は仏語を習っていなかったので今はじめて曲の題の意味を知りました。「全てたったひとりの男のために」。ホンっトよシャレにならんよ。)
前置きが長くなりました。短い本題へ。
今年も鶴屋百貨店さんのフランス展に参加させて頂きます。
まだまだ気楽に外出できる雰囲気ではありませんが
ご都合がよろしければ是非お立ち寄り下さい。
会場 鶴屋百貨店 本館6F催事場
熊本市中央区手取本町6-1
期間 2022/10/19(水)〜10/25(火) 最終日は16時閉場
営業 10時〜19時 (金、土は19時30分)
毎日会場でお待ちしております!
(こちらのサイトは、写真が簡単に載せられない状態になっております。写真がご覧になりたい方は、お手数ですがinstagramにて。)