2020年6月20日 タラスコンの馬具屋さん
 
 
 
見ておられない方、すみません。
NHK朝ドラ「エール」。
 
今週のスピンオフ3連発も楽しかった。
環も色々あったのね。
 
お父さんがあの世から戻る編では
久しぶりに馬具工房のシーンもありました。
フランスで初めて見た
馬具屋さんの話をしてもよいでしょうか。
 
南仏の小さい町タラスコン。
現在、世界で一番流通しているプロヴァンスプリント
「ソレイヤード」本社と、
併設された美しい美術館があるので
町のマルシェが立つ曜日に訪れるようにしています。
その日は、アビニョンに戻る電車には少し時間があったので
タラスコン城の辺りをウロウロしておりました。
その時に見つけたのがこの馬具屋さんです。
 
 
光沢も美しい鞍、数十具が、
縦長の店内の中央に二列、整然と並んでいました。
製品から溢れる職人さんの熱量に圧倒され
瞬きするのもしばし忘れました(たぶん)。
 
馬のフックにかけられた手綱。
 
gardian(カウボーイ)には欠かせないナイフと三つ又の槍
 
 
各地のコトリフルリの展示会で
遠くからスーッと引き寄せられるように来られたお客様が
100%の確立で値段をきかれる
商品 ではなくディスプレイ用の馬のオモチャは
ここで頂きました。
 
「今度来る時はバスいっぱいに日本人を連れてきてね」
と見送ってくれましたので
タラスコンにお出掛けの際は是非お立ち寄り下さい。
バスチーユ牢獄のロケ地にもなった
タラスコン城入り口の正面です。
 
 
ちなみに(話はもどりますが)
環のパリの恋人、嗣人の絵を最後に褒めた批評家.....
元サッカー日本代表監督
トルシエさんの通訳の方だったそうです。
言われてみれば...。